平野郷 杭全神社夏祭り だんじり試験曳き 2019/7/6

だんじり

令和元年7月6日、大阪市平野区にある杭全神社夏祭りを前に、だんじりの試験曳きが行われましたので、見に行ってきました。

杭全神社の夏祭りは大阪市内でも最大規模の祭礼です。
毎年7月11日~14日の4日間に渡って開催されています。

その中でだんじりは12日~14日未明まで曳き出されます。

今回は本番前の試験曳きでした。

記事の最後にYouTubeリンク追加しています。

試験曳きとは名ばかりの凄さ

試験曳きというのはその名の通り、ブレーキの効き具合やだんじり操作の連携確認等、本番に向けてのテストであるのですが、ここ平野は本番同然の雰囲気で行われます。

それもそのはずで、祭りに向けて1ヶ月以上前から町ぐるみで雰囲気を盛り上げてきていましたので、もはや試験曳きという名のなのです。

今年の平野もパワー溢れる祭りが見られそうです(^O^)/

祭りで曳き出されるだんじりは九台

杭全神社の夏例祭日に曳き出されるだんじりは総勢9台。九町により平野の町を曳き回ります。
今年の宮入順に九町を書き出しました。

  • 馬場町
  • 泥堂町
  • 西脇組
  • 背戸口町
  • 市町
  • 流町
  • 野堂北組
  • 野堂南組
  • 野堂東組

今回の試験曳きにもこの九町全台曳き出されています。

合同曳行

基本的には各町の地下中(自町内)を曳いているのですが、所々で鉢合わせする事があります。
最近は計画的に行われているようですが、一昔前はホンマの鉢合わせでした。

最近では合同曳行と呼ばれ、鉢合わせした際にはだんじり同士向き合って前後に勢いよく動かします。

野東と西脇二町合同曳行

写真のように二町でやる事が多いですが、3町・4町の場合もあります。
今回の試験曳きでは4町合同が実現しました。

ブレブレ・・・


本祭の7月12日には全町揃っての九町合同曳行があります。

高張提灯(たかはり)

だんじりの先導として高張提灯というものがあり、竹棒の先に町名入りの提灯を掲げています。
下の写真が分かりやすいかな?

この高張提灯がだんじりの前後にあり1対になっています。曳行中はだんじりもその町衆も高張提灯の外へは基本的に出てはいけないルールがあります。
逆も然りで、他者は高張提灯内へ基本的に入ってはいけません。

試験曳きの好きな所(個人的に)

その1 間近で見やすい

平野のだんじり祭当日はギャラリーも多くて、だんじりを間近で見るのが難しい場合があります。特に夜は。
その点、試験曳きは一般的なギャラリーは少なく、だんじり好きギャラリーが大半ですので概ね間近で見る事が出来ます。

これは平野に限らず、岸和田のだんじり祭りも同じ事が言えます。

その2 予想外が多い

これはホンマに個人的な嗜好なんですが、毎年サプライズ的に合同曳行があったりしますので、その場に居合わせるとラッキー!となる訳です。
今回の4町合同曳行が典型的なやつです。

その3 絶対週末にある

杭全神社の夏祭りは日程が固定されていますので、平日開催になる事が多いですが、試験曳きは絶対週末ですので予定が立てやすいです。

杭全神社夏祭り日程

最後に杭全神社夏祭り日程の確認です。

7月11日~14日の4日間
11日:太鼓台・神輿
12日:だんじり
13日:だんじり
14日:太鼓台・神輿

12日は22時前から南港通りで九町合同曳行があります。
13日はだんじり宮入が19時頃~23時過ぎまで。
宮出しは日付変わって14日1時頃からあります。
だんじりが各小屋へ納められるのは2時~3時頃になります。

だんじり宮入順

  1. 馬場町
  2. 泥堂町
  3. 西脇組
  4. 背戸口町
  5. 市町
  6. 流町
  7. 野堂北組
  8. 野堂南組
  9. 野堂東組

見に行かれる方は暑さ対策をしっかりして行きましょう。また、人込みが凄くなる時がありますので、小さいお子様同伴の時は目を離さないようにしましょう。

では今日はこの辺で。
ご精読ありがとうございました。

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