【寛弘寺】新天皇御即位奉祝祭に行ってきました

だんじり

令和元年5月12日、大阪府河南町寛弘寺にて新天皇御即位奉祝祭が行われました。
当日は良い天気で暑いくらいの中、寛弘寺祭りの魅力盛りだくさんでした。

多くのギャラリーに混じって見てきた模様を書いています。
※記事の最後に動画を追加しました。

式典前の様子

午前中のみの開催

この奉祝祭は午前中のみの開催でした。私有地のみでの鳴り物と曳き唄、そしてでんでん(おうたおうた)と呼ばれる地車を前後したり左右に揺らしたりといった南河内特有のだんじりの暴れ方を披露していました。

横揺らし

公道は地声

地車小屋前とローソンでは鳴り物有りでしたが、公道上は太鼓・鉦・拡声器無しの移動のみでの道路使用許可だったようです。
ですが、そこは寛弘寺。青年団らが地声で思いっきり声張り上げて楽しんでいました。OBも堪らず??横揺らしやってました(^O^)

この辺りは毎度の事ながら感心させられます。与えられた条件で目いっぱい楽しむ姿勢。見習いたいと思います。

ローソンでは俄披露

ローソン敷地内に入るとすぐに鳴り物が入り、一暴れ。

その後、地車上に於いてが披露されました。

団長による口上
えぇ落ちつきました

この俄(にわか)というのは、南河内一帯で残る伝統芸能・文化の一つであり、祭り等で披露される事が多いです。現在の上方落語の原型とも言われており、ストーリーの最後に必ず落ちが付きます。

俄には本俄と花俄(一口俄)と大別すると2種類あります。

  • 本俄=ロングバージョンで史実や伝記を題材にしたものが主です
  • 花俄=ショートバージョンで現代ネタや下ネタ、所謂お決りネタが主です

写真の状態は、えぇ風吹かそかい!とオチが付いた所です。
令和の時代も南河内の祭りを引っ張っていく存在になるでしょう。

懐かしのメンバー

途中、OB主体によるでんでん披露がありました。普段は青年団が地車前に配置されるのですが、南河内では時折OBが全面にでる時間帯を設けている地区がしばしばあります。この日もOB主体のでんでんが披露されました。

もう釘付けでしたね(笑)
憧れの面子が乗っている。それだけで僕はもう満足でしたが、やっぱり醸し出す雰囲気は別格です。

彼らが現役の青年団だった頃の映像、機会があればお見せ出来たらと思います。

充実の3時間

9時から始まった奉祝祭もあっという間に3時間を過ぎ、大変充実した時間を過ごせました。

また秋祭りが楽しみです。

そして、午後からは兵庫県へ移動するのでありました。
その模様は次回の記事で。

ではこの辺で。
今回も見て頂きありがとうございました。

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