淡路島のアツいアツいだんじり祭り【岩屋の春祭り】

だんじり

だんじりといえば全国的には大阪泉州岸和田のだんじりが有名ですが、一口にだんじりと言いましても様々な形態があり、祭りにも様々な形式があります。

今回は兵庫県は淡路島にある岩屋のだんじり祭りを紹介します。
5月11・12日の二日間に渡って行われた令和最初の岩屋の祭りは、今年もアツく楽しいものでした。

※2019/6/5ページ下部に動画追加

石屋神社にて

5月11日

世間は10連休となったゴールデンウィークから1週間後の快晴の土曜日。
大阪からJRで明石駅まで行き、淡路島へは船で行きます。
明石港と淡路岩屋港を結ぶジェノバラインに乗りました。

高速船です

明石港からは10数分で到着です。2階デッキからは明石大橋を見上げる事ができます。
岩屋港から歩く事10分程、だんじりを見つけました。

岩屋の街中へ入るところ

今年は長浜地区の1台のみです。
岩屋のだんじり祭りは例年、5月と9月にあり、参加不参加は地区の話し合いと投票で決まるそうです。
そして今年の春祭りにだんじりを曳いている長浜地区は何と10年ぶりの参加だとか(;^ω^)
毎年曳いてるのが当たり前の僕らの感覚からすると異次元です。
それだけに皆さんとても楽しそうでした。

大きな笹です

岩屋のだんじり祭りの特徴は何と言っても女性が主体。南河内のように曳き唄を唄いながらの曳行スタイルですが、マイクも女性、踊りも女性、鳴り物も女性がやってました。進行役がほぼ女性なんですね。
男衆は力仕事と呑む事がメインかな?というくらい皆さんお酒強そうでした。

石屋神社へ宮入

土曜日は石屋神社へ宮入です。石屋と書いて『いわや』と読むそうです。
だんじりが宮入する宮さんがもう一つあって、そちらは岩屋八幡神社といいます。こちらは日曜日の宮入です。

宮入は一番の見せ場です。
だんじりが勢いよく境内に入ってくる通称【引っ込み】を見るために町中から人が集まっているようです。

無事宮入完了

宮入後はまた岩屋の町中へ戻っていきました。

岩屋港前にて
練った練った~

だんじりが止まると男衆がおしくらまんじゅう状態になり、マイク役が練った練った~と囃し立てます。

このあと少し見て、かじた屋さんにてわらび餅を頂いてから僕は大阪へ戻りました。

わらび餅美味しかったです

5月12日

午前中は大阪の河南町寛弘寺の新天皇御即位奉祝祭を見て、午後から灘のだんじりパレードを少し見て、夕方に再び岩屋の地へ戻ってきました。

八幡神社への宮入り前の長浜だんじりです。

所々でだんじりを止めては子供達による踊りが披露されます。
これがまたしっかりと練習されていて見ごたえあります。

子供たちにとっては良い思い出になるでしょうね(^O^)

岩屋八幡神社へ宮入

この日のクライマックス。八幡神社への宮入です。

昨日と打って変わって、夕闇迫る時刻に引っ込み開始です。
気づけば少し肌寒かったですね。

練った~練った~
唄上手い!

引っ込みも上手くいき、暗くなるまでひたすら練ってました。
凄いパワーでした。

凄い人だかり

この後、夕飯を近くの焼き肉屋【大将】さんで食べてしばし休憩。焼肉美味しかったです。

食べ終わると外はもう真っ暗。
しかし、祭りはまだまだ終わりません。

宮入を無事終えた後は長浜地区内に戻って大盛り上がり。
見ているこちらも盛り上がってしまいます。

初めてじっくり見る事が出来た岩屋のだんじり祭りですが、令和の時代も変わらぬ村祭りで、どこか懐かしさも感じる事が出来る素晴らしい祭りでした。

そういえば昔、国分の祭りと岩屋の祭りがどこか似ていると淡路出身の方が仰っていました。

僕は岩屋の祭りを見て、国分の祭りとどこか似ていると思いました。

帰り道、明石大橋が今までで一番綺麗に見えた気がします。


他所の祭りを見て、気分が晴れるという事は久々の感覚でした。

岩屋の皆様、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました